自然との共生をめざすなら、家づくりも最初から、将来の建て直しを考えて行うべきでしょう。
実際、一般的な住宅を解体すると、実に多くの廃材がでます。
化学製品(ビニールクロスなど)や化学薬品を利用した木材など、土に還らない資材を多く利用しているからです。
こんな家づくりをつづけていくと、必然的に、ゴミはどんどん蓄積されていってしまいます。
トレカーサ工事も過去には、同様の家づくりをしていました。
しかしあるとき、飽和状態にあるゴミ処分場を目の当たりにして社長・高橋哲雄は考えました。
「このままではいけない。
3R(スリーアール)を取り入れた、ゴミゼロの家づくりにチャレンジしなければ」と。
さっそく、廃材をゴミにせず、資源として再循環させる「循環型の家づくり」の実現へ向けて動きはじめました。
3Rとは、3つの語の頭文字をとった言葉。環境配慮に関するキーワードです。
トレカーサ工事の廃材がどのようにしてリサイクルされているのか、実際の事例を紹介します。
まず ①トレカーサ工事で、分別されます。→②(工場まで遠い場合、中間業者を挟みます)→
③リサイクル工場へ運びます→④リサイクル工場にて再生し商品化されます。
リサイクルフロー図
さて、リサイクル工場では、トレカーサ工事が持ち込んだ廃材を、どのように再生しているのでしょうか。
マテリアルリサイクル工場「アクト・エア(神奈川県愛甲郡)」に行き、廃プラスチックの再生を見学してきました。
ちなみに「マテリアルリサイクル」とは、使用済みの廃棄物を溶かすなどして、もう一度製品に再生し、利用することをいいます。材料リサイクルとも呼ばれており、ペットボトルなどはこの方法でリサイクルされます。
「アクト・エア」に持ち込んだトレカーサ工事の廃プラスチックは、溶解されて、「リポア」という合成樹脂性の杭・板に生まれ変わるとのことでした。
このリサイクル法の特徴はサーマルリサイクル(熱回収…焼却の際に発生する熱エネルギーを回収・利用すること)と違って、物質循環できること。
リサイクルされた製品が次の工事の現場などで利用され、循環していきます。