※伝統工法手刻みの家は、木の持つ性質を活かし、
金物に頼らず組み立てる昔ながらの伝統工法です。
→詳しくはこちらをご覧ください。
木造2階建て 「木組みの家」 ・・・ 日野市 |
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機械や薬品に頼らず手刻みで
全てつくられたこちらのお住まい。
至る所に垣間見える昔から伝わる大工の工夫。
国産材100%、材料も構造も
日本の風土に従順しているので
時を経るごとに強くなり、
住まい手をしっかり守る家です。
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建て方の前に、刻みの作業です。
図面から適切な継手を書き出し
墨付けしていきます。
墨付けした柱や梁を一本一本
刻んでゆきます。
機械では不可能なより頑丈な継手ですので
ほぞの長さが長いのが大きな特徴です。
いよいよ建て方です。
柱・梁・貫を組み立てていきます。
この豪快な梁も手刻みでがっしりと組まれています。
木がやせても込み栓のチカラで
よりしっかりと締まる仕組みです。
北側のキッチンの向かいは
調度交通量の多い道路でした。
そこで、大きさと設置位置に悩んだ小さな窓は
街路樹の緑を切り取るような窓に。
まるでガラスは絵画のように鮮やかに彩られ
季節の移ろいを感じられます。
和室の梁は丸太から切り出した
大きな太い太鼓梁。
勾配天井であらわしになったヒノキの梁は
漆喰に映え、年を経るごとに
飴色に変化してきます。
小上がりになった畳コーナーは
リビングの延長線上に。
小上がり部分の下には収納スペース。
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