エコリフォームで住まいの性能を高めれば、
エネルギーをほとんど使わなくても私たちの生活は年間を通じて充分快適になります。
興味のある方お気軽にご相談ください。
電気を使わない、自然のエアコンで快適生活 |
夏涼しく、冬暖かいエコリフォーム |
エコリフォームで住まいの性能を高めれば、
エネルギーをほとんど使わなくても私たちの生活は年間を通じて充分快適になります。
興味のある方お気軽にご相談ください。
◎夏をむねとするリフォームの提案
「家のつくりようは、夏をもってむねとすべし」と兼好法師は徒然草で述べています。
冬はなんとかなるけれど、夏の蒸し暑さは耐え難いと。
そんな日本の夏を過ごしやすくするリフォームには、次のようなものがあります。
遮熱する |
室内に侵入する日射を遮り、涼しさを保つと、
冷房エネルギーを15~45% 程度削減できると言われています。
■窓上に「霧除け(きりよけ)」を設置
霧除けには、雨や霧、雪を除け、直射日光を防ぐ機能があります。
■窓に「外付けブラインド」を設置
日射を遮蔽します。
ブラインドは、外付けの方が、内付けよりも高い日射遮蔽効果があります。
日射遮蔽部材の日射遮蔽係数
(一般財団法人 建築環境・省エネルギー機構のホームページより)
風の道をつくる |
室内の風通しをよくて、爽やかに過ごすためには「風の道」が大切です。
■「風の道」に窓を設置する
窓を設置して、風を呼び込む“入口”と、送り出す“出口”をうまくつくると、家の中に「風の道」ができます。
■「中木」を植樹する
中木とは、1m以上 3m未満の樹木のこと。
窓の外に植樹して、日射を遮蔽します。
また、下部の枝は選定し、風通しをよくします。
「調湿性」をプラスする |
仕上げ材を調湿性の高いものに替えると、
ジメジメがなくなって爽やかになり、カビやダニの繁殖も抑えられます。
■内装の仕上げ材を調湿性の高いものに替える
ビニールクロス⇒和紙または杉板 厚さ10㎜に変更
合板フロア⇒杉板 厚さ30㎜または松板 厚さ30㎜に変更
◎冬をむねとするリフォーム提案
昔の住まいは「夏をむねとする」だけで
よかったかもしれませんが、
現在を生きる私たちの住まいはやはり
「冬も快適」であってほしいもの。
室内の暖かさを保つリフォームには、次のようなものがあります。
窓を断熱する |
室内を暖かく保つためには、窓を断熱するのが一番効果的です。というのも冬、熱が外へ逃げる割合は、
窓・・・48%
外壁・・・19%
換気・・・17%
床・・・10%
屋根・・・6%
となるからです。
■窓ガラス⇒「PG(ペアガラス)」に変更
ペアガラスとは、2枚の硝子の間に空気層を設け、乾燥剤を入れたスペーサーをその四方に回し込んで合わせたガラスの総称。
優れた断熱効果があり、結露防止にも役立ちます。
■インナーサッシを取り付けで「二重サッシ」にする
二重サッシ(二重窓)は、断熱のみならず、防犯、防音にも効果を発揮する優れモノです。
■内側に「ハニカム断熱ブラインド」設置
ハニカム断熱ブラインドは六角形のハニカム(蜂の巣)構造。
室内側と室外側との間に空気層をつくることで保温性を発揮し、冷暖房の効率を高めることができます。
夏の省エネにも窓断熱は効果的
夏、冷房の効いた室内に、外の熱が入ってくる割合は、
窓・・・71%
外壁・・・13%
屋根・・・9%
換気・・・5%
床・・・2%
となっています。
壁・床を断熱する |
壁と床を合わせると、約30%もの熱が外へ逃げ出しています。
■壁・床を高性能の断熱素材に替える
ビニールクロス⇒和紙または杉板 厚さ10㎜に変更
合板フロア⇒杉板 厚さ30㎜または松板 厚さ30㎜に変更
杉板や松板のフロアは、木の繊維にたくさんの空気を含んでいるため、
「断熱性」や「保温性」に優れ、夏にはひんやり、冬には暖かく感じます。
合板フロアは見た目的には同じでも、
木本来の性質は失われているため、こうした効果はありません。
太陽光で創エネするゼロエネルギー住宅の提案 |
無尽蔵の太陽光を使って効率よく創電・給湯できたら、
ご家庭の光熱費は限りなくゼロに近づくはずです。
電気を創る |
■太陽光発電を導入する
自己消費分相当の電力(一般家庭消費電力400KWHの場合)なら、4.8kW用太陽光パネルで発電できます。
(東芝太陽光カタログより参照)
省エネする |
■蛍光灯をLEDに替える
LED照明に替えると約30%の節電になります。
■太陽熱温水器で給湯する
給湯にかかるエネルギーは、家庭の消費エネルギーの内1/3を占めています。
給湯を、太陽熱温水器+エコキュートに替えれば、給湯エネルギーを90%削減できます。
(矢崎ソーラーカタログより参照)
※ゼロエネルギー住宅の実例は、弊社社屋のドキュメンタリー『ゼロエネルギーチャレンジ日記』でもご覧いただけます。