座間市「自然の素材とエネルギーを活用した住まい」
自然の素材とエネルギーを活用した住まい 自然素材工房のお宅訪問 |
座間市の閑静な住宅街にあるW様邸。
自然流育児へのこだわりを契機に、不思議な縁のめぐり合わせが起こります。
自然の素材とエネルギーを活用したW様邸にお邪魔させていただきました。
「二人の子供を自然流育児の麦っ子畑保育園に通わせるため、相模原から座間に越してきた」というWさんご夫婦。土地探しの相談に乗ってくれたのが、園のパパ友さんでした。
「その方がトレカーサの営業さんで、土地探しを手伝いますといってくださって」と奥様。その後、トレカーサ主催の塾で自然素材住宅について学び、実際の施工住宅を訪問してその素晴らしさに共感。「住宅もトレカーサでお世話になることに決めました。」
そんなW様邸は、無垢材・漆喰・和紙・石などの自然素材を使ったトレカーサの「樹の家」仕様、そして長期優良認定住宅です。
昨年11月に竣工したばかりのお宅の玄関を入ると、樹の香りにフワーッと包み込まれます。そして外からの光に照らされて、無垢材を使った玄関備え付けの下駄箱や広がる床の新鮮な木目が、まぶしいほどに明るく輝きます。
玄関を入ってすぐ右の広い部屋は二人の子供用。将来は2部屋に仕切れるように工夫されています。その奥には和室。そして階段を上がると2階には、キッチンとリビングにバス・トイレ・洗濯機置き場などの水周り。
そして高い天井から伸びるのは二本の大きな梁。
「設計当初、リビングは一階でした。でもそれでは梁が出せない。ならばとリビングは2階に。梁のある家が夢だったので、ここだけは譲れなかった」と、ご満悦そうなご主人。
そしてベランダと屋根には、冒頭のインタビューページで紹介した「藤野電力」の太陽光発電システム。キッチン、リビングの照明、洗面所、トイレの電気を供給します。
「自然エネルギーを活用したかったので、藤野電力の太陽光発電を入れることは、家を買うと決めた当初から決めていた」と語る奥様。藤野電力の鈴木俊太郎さんは、奥様の職場の元先輩なのだそう。
自然の素材とエネルギーをフル活用したW様邸。奥様がこう振り返ります。
「私はもともと、マイホームなんていらない派でした(笑)。でも考えてみると、衣食住の中でも、住はいちばん永い付き合いになる場所。それなら、子供たちのためにも、心地よくて安心なものにしたいと思い直しました。」
エネルギーも素材も、環境負荷を抑えるようにと工夫が凝らされたW様のお宅にあったのは、本当に必要なものを必要なだけ取り入れるシンプルな暮らし。
そんな暮らしからは、小さな子供たちへの愛情だけではなく、地球へのメッセージも覗えました。