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調布市「光と風と共生する家」

光と風と共生する家

光と風と共生する家

 交通の利便性がよい調布の市街地、

住宅が立ち並ぶ環境にかかわらずS邸に入った第一印象は「明るい室内」。

今回訪れたS邸でのひと時は、人と太陽の光や風、自然素材と作り出す

穏やかな時間の流れを感じるものでした。

日野市そよ風導入の家5

 Sさんのお宅は長期優良住宅。屋根には太陽光発電「びおモジュール」と「びおソーラー」を設置。「びおソーラー」は『自然な心地よさ』を室内に取り入れるシステム。

日野市そよ風導入の家5

 屋根上に設置してある「高性能集熱パネル」で冬場は太陽の熱を集めて、陽だまりの暖かさを室内へ取り込み、夏には日中に溜まった熱を夜間の内に放熱することで、涼夜を室内でも感じることができます。

光と風と共生する家

 S邸は太陽が出ている時間はどこからか日の光が入るような設計。間口が狭く奥行きのある敷地の形ですが、角度を変えながら常に日の光や風が室内に入って来ていました。

 

「リビングを南面に広くとりたい」というのがご主人のこだわり。1階のリビングは2階のバルコニーがひさしとなり、直射日光が直接差し込まないけれど、室内は明るくなるような造り。リビングには無垢のダイニングテーブル、ウールのじゅうたんが敷いてあり、そこは陽だまりの自然素材空間になっていました。
リビングと和室の間にある階段は吹き抜けのような役割を果たしており、光と風の通り道になっています。階段の横面を縦格子に、階段の蹴込み板に光を通すアクリル板を使ってあるため、滞りなく光と風が通っていました。

光と風と共生する家

 奥様は短期大学時代、元々あった建築の世界への興味が深まり、いつも見る雑誌は住宅関連のもの。更には、家を建てるのが結婚の条件だったくらいの強い関心を住居に持っていたそう。そんなSさん家族が家を建てる工務店を探していた時、ご近所であったトレカーサ工事の現場見学会に足を運びました。それがキッカケでお付き合いが始まります。「ここまでこだわっている工務店は見たことがなかったです。そして、設計の打ち合わせ時には、後悔してほしくないからと、ゆっくりと対話しながら進めていただきました。また、建設中の現場を見に行っても、子供たちにまで解説を交えながらちゃんと説明してくださいました」と奥様。ご主人は「我々はプロではないから、手を抜いて家を建てられてもわからない。なので、どの位信用できる会社なのかという視点でみてきたのですが、トレカーサ工事さんの親身な対応や懸命な仕事ぶりには本当に頭が下がりました。今でも御社のファンです」。

日野市そよ風導入の家5

 住まいに関心があった奥様、「私は災害でも強い家がほしかったんです」。自然の恵みを利用する家は災害にも強い家。エネルギーを自給できる太陽光発電を設置したのもその考えからです。災害時に発電所からの配電が止まるとライフラインは使えなくなり、途端に普通の生活はできなくなります。「本当は井戸も掘りたいのですが」とおっしゃる奥様。それは本当の意味で『家族を守る住まい』のようでした。

日野市そよ風導入の家4

 住まいに関心があった奥様、「私は災害でも強い家がほしかったんです」。自然の恵みを利用する家は災害にも強い家。エネルギーを自給できる太陽光発電を設置したのもその考えからです。災害時に発電所からの配電が止まるとライフラインは使えなくなり、途端に普通の生活はできなくなります。「本当は井戸も掘りたいのですが」とおっしゃる奥様。それは本当の意味で『家族を守る住まい』のようでした。

日野市そよ風導入の家5

バルコニーや玄関、洗面所のタイル、表札などは奥さんの故郷から取り寄せた石州瓦の素材を利用してあります。自然の恵みや自然素材に囲まれる生活、「この家に見合ったものを買いたいから、なかなか家具が揃わない」と奥様。修理しながら長く使うことができる無垢の家具を購入したのもその考えから。「この家に住むようになってから、草花を子供たちと栽培するようになりました。来年は緑のカーテンも検討中です」。

 玄関先にはご主人の今は亡きご両親と一緒に植えた40年ものの柿木が移植されていました。
自然の恵みを取り入れ、環境とうまく付き合いながら快適に過ごすことのできるS邸の住空間。人の近くに寄り添い続くものは変化しながら人の人生とリンクしていきます。家族と自然の素材は共に生活を織り成しながら、これからも快適な生活や楽しい思い出を育んでいくのでしょう。S邸の柿木は今年も葉を茂らせ実をならせていました。その姿は新しい環境でもSさん家族と生きていくのを決めたように見えました。