こんにちは
先日、会社の仲間と仕事終わりにソフトバレーをしました。
平均年齢40-OVERのTEAMおっさんズと、 女子力全開!現役JK(女子高生)チームでの対戦です。
(TEAMおっさんズのメンバーの面構えがお見苦しい為、写真のUPは自主規制)
思い通りに体が動かず、揺れる腹回りが気になりながらも、とても楽しゅうございました!
※対戦相手、随時募集中~参加条件:体力に自信のない方々~
ちなみにわたしはふくらはぎが軽い肉離れを起こした模様です!
さて、映画の話 「ウッジョブ! 神去なあなあ日常」 ご覧なりましたでしょうか?
とある若者が、ポスターに写っていた美女に惹かれ一年間の林業研修に参加するところから話が始まります
無人駅を降りると、そこは携帯もつながらない、コンビニも無い、若者もほとんどいない場所。
林業の過酷さに一瞬で嫌になり、早々に逃げ出すつもりだったのだが・・・
結局、なんだかんだ村にも仕事にも馴染んでいき、林業の魅力にのめりこんで行く~、という話です。
ここで描かれている山村・林業の生活がどのくらいリアリティがあるのか、私にはわかりませんが、 そこそこに習慣・慣習は表現されているんだと思います。細かい演出がけっこう面白かったりします
実際の林業の作業はとても地味で危険です。
そして、いまの日本の林業は、担い手がいない、跡継ぎがいない、生活が成り立たない、とても厳しい業界のようです
しかも
いま立っている樹は先人の仕事の結果で、
いま行っている作業は未来に残すための仕事。
気の遠くなるような時間軸の中での仕事です。
パソコンやスマートフォンでメールを送ると、瞬時に相手に届くとか、
時刻表どおりに電車が来るのが当たり前で、5分遅れただけでイライラしちゃうとか、
24時間営業のコンビニエンスストアがあるのが当たり前で、
数時間、数ヶ月、1年単位で仕事を進めている我々からすると、 同じ現代を生きていても、時間の流れ方がぜんぜん違いますね。 自分たちの利益のことだけを考えるのではなく、遥か未来のことを考えて仕事をする。尊敬に値する仕事です。
この映画で描かれている世界には、人が踏みいれることが出来ない世界~「神の領域」が表現されいてます。
「御神木」だったり「山の神」だったり、かつての日本は、自然を敬い、自然と共に生きる文化がありました。
それは、人は決して自然には逆らえない、ということを理解していたからだと思います。
村人同士助け合いながら暮らし、生きていること・生かされていることに感謝し「祭り」をする。 そうしてうまく共生してきたのです
人類が宇宙に飛び出し、生命のDNA情報をコントロール出来るようになり、原子力というエネルギーを使えるようになった現代においても、 「自然には逆らえない」事実は変わっていないと思います。
太陽からのエネルギーを享受し、堆積した大地の栄養を源に、半世紀の時間を掛けて生長する樹を、我々は感謝して使わなければなりません。そして、山が継続して健全でいられるように、還元しなければなりません。
みなさまにも、少しでも理解していただきたい。
家を建てるのに、早かろう、安かろう、表面だけがきれいならいい、では、その場限りのものになってしまう、ということを。
映画を観て、天竜の林業現場を見に行って、つくづく思いました。
林業家さん、ありがとうございます~
Produced by たなか