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■現場実況中継「愛川町:農のある暮らし②墨付け」

手刻みの家

 

 

さて、柱と梁の墨付け・刻みが始まりました。

 

手刻みとは・・・「木組みの家」

 

 

墨付けをして、木の特性を見極めながら刻んでいます。

 

 

 

 

「手刻み」とは、木の持つ性質を活かし、金物に頼らず組み立てる、昔からの伝統工法。

大工が木材に継手・仕口等に一箇所ずつ墨をつけ、

のこぎり、のみ、かんな等を使って手作業で仕上げていく、日本の伝統構法です。

手刻み金輪継ぎ

 

こちらの写真は金輪継ぎ。

組み立て前が写真に撮れなかったので、模型で・・・

 

 

 

 

金輪継ぎ

 

込栓(真ん中に叩き込まれている木の栓)が互いに引っ張り合うことで

しっかりとした構造になります。

 

 

 

ケヤキ再利用

 

前回土蔵を解体した際に使われていたケヤキの梁も加工しています。

 

→現場実況中継「愛川町農のある暮らし①土蔵の解体」

 

 

 

大阪城継手

 

こちらも大工さんに作ってもらった模型。

どういう構造になっているでしょう・・?

 

 

 

大阪城継手

大阪城継手

 

複雑

 

こちらの継手は大阪城の門に使われているそうです。

 

 

設計:藤澤