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建物の評価?性能?

こんにちは。アントニオ・カルロス・ヒゲチョビンです。
最近、フェイスブックなるものを始めてみたのですが、使っているスマートフォンの容量に余裕がなくて、アプリを入れた途端にかなりの頻度で「フリーズor強制終了&メモリ不足表示」するようになってしまいました
そんなに無駄にアプリを入れてるつもりはなく、消せるものは消し、わかる範囲で対応したつもりなのですが、改善されず・・・
どなたか、有効な策をご存知でしたら教えてください!
ちなみに、「rootを取る」とか言われてもまったくわかりません
本日は、「建物の評価」「性能」の基準について考えてみます。
「評価」というと、一般的には税金や売買の際に基準となる「資産としての価値」があると思います。
これには、建物のカッコよさや、断熱性能や省エネ性能や、環境性能とか街並みへの配慮とか、そんなことはほとんど考えずに、構造とか大きさとか立地条件(土地を含めて考えると)とか築年数で評価されているわけです。
その建物自体にどんな性能があるかなんて、ほとんど考えてくれないわけです。(まあ、評価の目的が違うからなんでしょうけどね)
そこで(?)、「建物」を建築的に評価しようということで、現在、様々な評価ツールが存在しています。
長期優良住宅・・・構造・断熱・劣化対策・維持管理など定められた項目の基準をクリアすることで認定される
住宅性能評価・・・長期優良住宅の評価基準の元となっている全10項目に渡る区分それぞれで等級を表示し、建物の持つ性能を項目ごとに評価する
住宅省エネラベル・・・住宅の省エネルギー性能を計る基準
CASBEE戸建・・・建物の環境品質と外部に対する環境負荷の両面から総合的に評価する基準
環境共生住宅・・・地球環境に配慮がなされ、また周辺の自然環境と調和し、健康で快適に生活できるよう工夫された住宅、およびその地域環境
住宅のゼロエネルギー住宅・・・住宅の躯体・設備の省エネ性能の向上、再生可能エネルギーの活用等により、年間での一次エネルギー消費量がネットで概ねゼロになる新築及び既築の住宅。
ライフサイクルカーボンマイナス(LCCM)住宅・・・建設時から運用~解体時までに排出するCO2量がトータルでマイナスになる家の設計性能基準
低炭素建築物認定制度・・・簡単に言うと、二酸化炭素の排出量を抑えた建築物
え~っと、なんだかよくわからないくらい色々ありますねえほかにもまだあると思います。
これ、実務者からしてもひじょ~に分かりにくいです!
国も、なんとかして「優良」で「省エネ」な家を建ててもらいたいと思って、このように様々な評価・基準をつくっているのですが、思うように普及せず、イラついてる感じですかね。
私はシンプルに、
「耐震等級2」(耐久性能50年以上)
「温熱等級は現在の地域レベルの1つ上」
「環境共生・環境負荷に配慮」
っていう基準を最低限に!くらいにしておけばいいと思ってマス。
ちなみに、弊社建物は、CASBEE(キャスビーと読む)評価は、黙っててもランク(全5段階で上から2番目)の限りなくS(最高評価)に近い位置にいます。あとは外構計画で街並み景観や生態系への配慮をすれば、ランクなります!
使っている材料の環境負荷が少ないのが、高評価の要因です。
長期優良やゼロエネルギーや低炭素住宅では、高性能設備や高性能新建材を使うことで簡単に「省エネ住宅」になってしまうのですが、CASBEEや環境共生住宅の評価ではそうは行きません
なにを良いとするか、評価の基準は人それぞれですが
サスティナビリティ(持続可能性)の推進は、われわれ建設業者の、住宅取得者の、いや人類に課せられた使命だと思いますヨ


会社の庭 みなさま、一緒に考えていきましょう~