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便利がいいか・・・

秋のイメージに合わせて、ちょっと変えてみました。髪形。
というかちょっとではなく、結構イメージは「栗」です。
焼き栗が好きなので「菅原文太みたい!」と言われたのは、喜んでいいのか、どうとっていいのか・・・。
想定外です。

お客様とのお話で、「便利がいいのか?」という話になりました。
キッチンの設備で、便利すぎることが将来の子供にとって本当に良いのか?という奥様の疑問。
ごもっともだと思いました。
ボタンひとつ押せば、放って置いても料理が出来る!というのは便利だけども、火加減や食材の具合を見るという感覚がなくなってしまうと、応用が利かなくなってしまうのではないか?と。
将来娘さんが、他のところで料理をする時に、同じ設備がないとなにも料理出来ないと困る・・・
と心配されてました。
そうかもしれませんが、そうならないかもしれません。
人は、常に「便利」を求めてきましたから、その流れから外れることはなかなか難しいですよね。
パソコンも携帯電話もFAXもない時代がありましたが、それでも人は生活をしていたのですがね。

私の母は手芸関係の仕事をずっとしていて、家にミシンや編み機や色々な機器が置いてありました。機械はどんどん進化してコンピューターが内蔵されボタンひとつで色々な編み・加工・裁断が出来るようになっていきましたが、
母が家で使うミシンは、古い机一体型の大きなミシンでした。(さすがに足踏みではなかったデス)
ペダルが付いていて車のアクセルのようにスピード調整が出来るのが便利なんだと言って、壊れるまで(修理部品がなくなるまで)使い続けていました。