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まちなみと法規と

こんにちは。ジャン・リュック・ごじゃ~るです。
今「おもしろ建築紹介本」を読んでるのですが、そこで気になったもののお話。


これは、都内のとある看板です。
よく見ると、道路(歩道)に越境してます。
道路法上、看板は「歩道上2.5m以上であれば1m以内に限り道路上に突出してもいい」ようです。
ただし、道路占用料を払うのですけど。
これを見て思い出したのが


電柱です かなりくねってますね~ これはこの前京都で見つけた電柱です。(京都と言っても一応“仕事上の講習”で行ったんですよいやホントですって 狭い路地で、建物もぴっちり建てられている区域です。

道路上に普通に建ててしまうと通行の邪魔になるからでしょう。
しかし、こんなに気持ちよく曲がっている電柱は初めて見ました
今回の看板の件では、道路法が適用されますが、電柱はどうなんでしょうね?
建物を建てるときには、色々な規制があります。
たくさんありすぎてよく分かりませんが、建っている建物を見て、それを感じることが出来る場合があります。
道路沿いに建っている建物の、上のほうが一律に斜めにカットされたようになっているのを見たことはありませんか?
あれは道路からの斜線制限がかかっています。
東京の青山の246号線沿いにあるAo<アオ>というビルもかなりインパクトのある形をしています。
ビルは普通、直方体(単純なシカク)ですが、このビルは下のほうが斜めに削り取られて、あたまでっかちでアンバランスな形になっています。
Ao→http://www.ao-aoyama.com/about/index.html
以前、「タモリ倶楽部」だか「ブラタモリ」だったかでも、こんな様なおもしろ建築めぐりをしていましたね。
みなさんも、ちょっと目線を変えて街を歩いてみると、おもしろい発見があるかもしれませんよ!