昨日、緑のダム北相模に参加してきました。
「緑のダム北相模」は
以前フリーペーパー「花鳥風月」でも取材させて頂いた
森林整備を主に活動しているNPO法人です。
活動場所である、頂上から相模湖と連なる丹沢の山々を拝めるこの嵐山には
かつてより「緑のダム」と呼ばれる水の溜まった場所があります。
自然のチカラでできたこのダムは
大雨の日でも、日照りの続く日でも
ほとんど水量を一定に保つ性質をもつダムです。
森林の土壌は多くの水分を蓄える性質がある為(スポンジ以上!)、
このようなダムが生まれたと言われているそうです。
そんな森林には、普段みられない植物が多種多様に生息しています
そしてそれらは人間社会と同じように群れをなし、あるグループを作り、支え合いながら生きています。
この花が咲いているなら・・・この草があるはず!というように、慣れてくると近くに見られる植物がわかるようになるのだそうです。
例えばこの植物はヤマジノホトトギス。
近くに多く生息していたツリフネソウ。
船を吊ったような形の為、そのような名前がついたのだそうです。
くるんっと丸まった可愛い形
ぴったり形の合う丸鼻蜂だけが蜜を吸えるこの花は、丸鼻蜂だけに効率よく花粉を運んでもらえるように、このような形になっています。
(奥の方にあまーい蜜をたっぷり蓄えておきながら、丸鼻蜂以外お断り!というお堅い感じが素敵です)
初参加の今日は森林整備の活動ではなく、
山に生息する植物や木々、虫やキノコなどのお話をして頂きながらの
トレッキングでした
木に携わって家を建てている以上、森林整備や植林活動にも
もっと積極的に取り組んでいきたいと思います!
初参加の方も多く、参加しやすいNPOですので
ご興味のある方是非一緒に参加してみませんか?
→緑のダム北相模HP