こんばんは
↑
上の写真は、以前セミナーハウスに使う為
加工していた時の丸太です。
懐かしい
今ではセミナーハウスの門と
こんばんは
↑
上の写真は、以前セミナーハウスに使う為
加工していた時の丸太です。
懐かしい
今ではセミナーハウスの門と
中のテーブルやいす、
カウンターなどに
使われています
もう解体されていた古民家から
譲って頂いたケヤキなのですが・・・
味噌づくりワークショップを以前して頂いた先生などから
時々、
「セミナーハウスにはいい菌がいる!」
と仰って頂けるのですが
このケヤキのお陰なのでしょうか?
さて。
九州の熊本と大分の地震から一年経ちました。
今回の九州の地震では
今までの地震と違い、
「地盤の周期と建物の周期」
との関係がNHKなどでも報道され、話題となりました。
同じ川沿いの新興住宅地でも
築年数にさほど変わりがない住宅が並ぶ中、
一部の地域の建物だけ被害が大きく出てしまったり
逆に、旧耐震基準の築100年越えなどの住宅は
被害がほとんどなかったり・・・
・やわらかい住宅
・固い住宅
・やわらかい地盤
・固い地盤
それらの組み合わせで「共振」
してしまった時、
通常の想定を超える揺れを建物が受けてしまい
被害が大きくなる傾向があります。
住宅は国の指針でどんどん固くなる傾向があります。
筋交いの代わりとなる耐震パネルが続々と登場し
金物の性能もどんどん新しい良いものが出てきています。
・耐震構造
・免震構造
・制震構造
などありますが、
費用の関係からも住宅は基本耐震構造です。
しかし昔ながらの、力を逃がす、
免震構造の原理に近いのが板倉づくりです。
そんな板倉づくりの中にも数種類の工法があります。
柱を建ててその間に厚板(30mm厚)を落とし込む構法で、
構造的には、伊勢神宮などの神社建築と同じです。
普通板倉構法では、一般の木造住宅の2~3倍の木材を必要としますが、トレカーサ工事の「板倉構法」は、落とし込んだ厚板自体を内装として仕上げが可能なため、大工職人の下地工事や、左官職人の内装工事を大幅に省略することができます。
角材を井桁に組み積み上げる構法で、
部材の断面が三角形と四角形の違いがありますが、
構造的には、正倉院の校倉と同じです。
実際には、施工性を考えて、はめ板を一枚のパネルにしてはめ込むやり方もあるようです。
その場合は剛性を高めるために、はめ板の外側に縦に木ずりを貼ります。
トレカーサ工事では、スジカイを併用した構法を採用しています。
そして、板倉づくりには構造上の特徴の他にも大きな特徴があります。
『板倉の家』の基本は、接着剤を使用しない無垢の杉板による構築です。
無垢の木材は、有害物質を出さないためシックハウス症候群などの心配もなく、
安全な生活環境が実現できます。
なかでも杉は、豊富・安価・強い・多孔質など多くの利点を持ち、
人工林で計画的に再生産されるため、安定した品質と供給が担保されています。
また、1寸という厚板で壁や床が構成されているので、
杉板の優れた断熱・保温・調湿効果が期待できます。
環境にも優しい、地震に負けない板倉造り。
ご興味のある方は是非お問い合わせください
また、一般の方向けの板倉造りのセミナーを
6/21(水)に開催致します。
海老名駅より徒歩3分の会場です。
こちらもどうぞよろしくお願い致します
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