先日、町田市の簗田寺(りょうでんじ)にて開催されたくらしのmoto市に行ってきました。
そんなくらしのmoto市のコンセプトは
~日々のくらしをちょっとだけ 楽しく 美味しく しあわせに
くらしの「moto」にこだわりある食とモノのお店が集まって
秋の1日、素敵なお寺の境内で小さなお祭りを開催します~
普段使いできるものから、特別な日に使いたい品々。
作り手さんの顔の見える素敵なイベントでした
「暮らし」に対する価値観は、選択肢の多い現代社会の中でも
特に誰もが違うものだと思います。
自分の置かれている(選択した)環境や出会う人・・・
そんな様々なことに影響を受け、
毎日24時間、1年で365日という積み重なっていく時間は誰もが同じですが
大切にすること、過ごし方も全く違うということ。
「安いものをたくさん」ではなく「いいものを少し」。
自分のお気に入り、繋がりのあるものを近くに置いておけるのは
忙しく時間が勝手に過ぎて行ってしまう日々でも丁寧に過ごせている感じがして、
私にとってはそんな事が密かな喜びでもあります
お金はものに対する対価ではなく、
その背景にある物語や、その先に起こること
そんな事と交換するという意味でもあるのかなと、最近考えています。
「家」は大きな「暮らしのmoto」です。
ただ、物ではないと私は思います。
生活と寄り添いながら、一緒に年を重ねていく、
そんな家族を見守ってくれる家が価値観の近いものであってほしい
そんなことを考えたイベントでした
設計fujisawa