こんにちは
毎日暑いですねー!!
そこで、数回にわたってこのブログでも涼しくなる工夫などをお伝えします。
是非ご覧頂けたら嬉しいです
さて、そんな今日は「庇」について。
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毎日暑いですねー!!
そこで、数回にわたってこのブログでも涼しくなる工夫などをお伝えします。
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さて、そんな今日は「庇」について。
こちらは、6/6のAM11:00の写真です。
この庇、奥行きが1200mmも出ています。
(一般的には、南側の庇の出は900~1000程が多いです)
太陽高度の高い夏も、
しっかりと直射日光を遮り
涼し屋内環境を維持してくれるのが「奥行きのしっかりある庇」です。
家を考える際、間取りに一生懸命になるあまり、
つい設計者にお任せになってしまいがちなのが庇の長さ。
実は庇の長さは家にとってとても重要です。
快適さだけでなく、家の寿命も変わってきます。
自然素材の中には、常時湿った状態や、
日照りが続き乾燥しすぎた状態が、苦手な素材も多々あります。
「直接降り付ける雨を遮り、夏は直射日光が当たるのを避け、冬は高度の下がった日射を取り入れる」
こんな沢山の効果が庇の長さ一つ工夫する事で、簡単に得られてしまうのです。
(強い日差しの西日を遮りたい場合は、太陽高度が南の日差しに比べて低い為、垂直ルーバーやすだれ、植栽が有効です。)
南に庭を設け、落葉樹などの植物を生やしておくのも
適度な蒸散作用で涼しく感じます。
とはいっても、敷地条件によっては
庇を長く出せなかったり、
庭を取るスペースがなかったり、
色々と工夫が必要な事が多いです。
庇の長さは、間取りの段階からイメージして設計することが大切です。
次回は、体感温度の秘密について更新します。
熱中症に皆様もお気をつけてお過ごしください。