こんにちは
今日から6月ですね!
よく、「外観のイメージがわかない」とご相談を頂きます。
多くの方は間取りから打ち合わせをしていきますが
屋根のかけ方、窓の位置や素材によって
外観のイメージが変わっていきます。。
こんにちは
今日から6月ですね!
よく、「外観のイメージがわかない」とご相談を頂きます。
多くの方は間取りから打ち合わせをしていきますが
屋根のかけ方、窓の位置や素材によって
外観のイメージが変わっていきます。。
こういった、主に南北方向に屋根が下がって行く
切妻屋根。
一番小屋組みがシンプルで施工費も抑えられます。
和風でも、洋風でも、
絵本に出てくるような佇まいで
私も個人的には一番好きな屋根です。
最近は酸性雨が多くなり
アルカリ性の漆喰が中性化してしまうため
カビなどが発生しやすく
このような、白い漆喰の壁と真壁の外観も少なくなりました。
漆喰は、塗り壁の為、
クラックが入るのを防ぐために
このように真壁として
柱や梁で面積を小分けにしていく事が多いです。
室内の壁に使う場合でもピクチャーレールなどで
上下に区切るとひび割れの防止に効果的です。
↑
このような感じです
そして、小屋組みは少し複雑になりますが
斜線制限などの多い都市部に多いのが
寄棟屋根です。
東西南北四方向に屋根が下がっていきますので
・道路斜線
・北側車線
・隣地斜線
など、
多くの制限がかかり高さが厳しい時はこちらの寄棟が多いです。
また、外壁面積が切妻屋根に比べ少なくなりますので
耐震計算の時には多少有利になる場合があります。
欠点としては、太陽光パネルなどを計画している場合は
切妻屋根に比べ、設置可能面積が少なくなってしまいます。
また、こちらのお宅のように
窓の位置を揃えて設計すると
整った佇まいになります。
漆喰の他にもこちらの「そとん壁」のような
火山灰からつくられた塗り壁もあります。
シラス台地の火山灰を使用しているので
実際にお住まいの方からは、
夏などは打ち水をすると
涼しいとちらほらお聞きします
そして、切妻屋根や寄棟屋根よりも
一番シンプルなものが、
片流れ屋根です。
ただ、二階建てとなると
どうしても最高高さが高くなってしまうので
その部分が注意点となります。
逆に、高くなる分通風や採光の窓を上部に設置し、
風通しを良くする事ができます。