今年も異常と思える気象による災害等が起き、
日本の環境変化に不安を覚える年でした。
と共に、自然の力に人間の無力さを実感した一年でした。
世の中、便利さにとらわれ、自然と共生するのではなく
機材に囲まれた環境の中で暮らす事への反省も必要ではないでしょうか?
今年、食パンの切れ端を3つのガラス容器の中に入れ、
一緒に中温乾燥の木材を入れたものと
天然乾燥の新月伐採の木材を入れたもの
それから木材を入れないでパンだけのものと
三種類の変化を観察する実験をしてみました。
→実験の様子はコチラ
一番最初にカビたのは木片を入れないパンだけの試験体でした。
二番目は中温乾燥の木片を入れたもの、
そして一番カビの発生が遅かったのは
天然乾燥・新月伐採の木片が入っている試験体でした。
まだ、新月伐採の効能や潮の満潮・干潮が与える生物への影響が
学術的には解明されていないので認められない方もいると思いますが、
現にカビの発生状況の違いを目の当たりにし
自然の力の偉大さを感じると共に
自然の中でしか生きてゆけない人間を再発見した実験でした。
2015年、皆様にとって良い自然界との出会いがありますように。
2014年お世話になりました。
高橋哲雄