こんにちは
気温の高い日が続いた上、5月の連休明けからバタバタしてしまい少しバテぎみでしたが、今日は雨も降ってくれて涼しく過ごしやすいお天気になりそうです。
あっという間に紫陽花も色づき、もうすぐ梅雨。
でも、まだまだしばらく窓を開けると心地よい風が楽しめますね**
さて、「省エネ」や「エコ」が様々な市場注目される昨今、建築関係の制度も毎年毎年めまぐるしく変わっています。
従来の建築基準法に準じた意匠設計や構造設計だけでなく、窓や断熱材、素材そのものの持つ特性、住宅設備機器・・・
それらを使った建物が基準と比べ、エネルギー消費が多いのか少ないのか、「建物そのものの性能」を総合的に判断するシュミレーションや長期を見越したエネルギー消費量を、事前に想定することが求められています。
長期優良住宅などの、100年、200年先まで対応できる躯体性能や良質な素材を用いた住宅を謳い、新築時に取り付ける照明のエネルギー消費量、設備の性能、外皮の計算、、そんな値を算出し、基準と紙面上照らし合わせていく中で時々100年後、200年後、地球は一体どうなっているんだろう?と感じる事があります。
建築や物に限らず、より良い物を0から作り出すよりも何かを立て直す事はずっと大変だと思います。
つい忙しい日々に追われていると今の現状にしか目がいかなくなりがちですが、先の事なんて予測できないからこそ人間の驕りだけで決めつけないような社会との関わり方ができるのが理想です
藤澤