◎ガルバリウム鋼板の特徴
①耐久性
金属材料の耐久性に大きな影響を及ぼすのがサビです。
従来、屋根材として多く使われていたトタンは亜鉛メッキ鋼板ですが、これにアルミニウムを加えて
サビにくくしたのがガルバリウム鋼板です。トタンに比べ、3~6倍もの耐久性があります。
②耐震性
屋根の耐震性は、その素材の重量によって大きく左右されます。(柱や梁の経年劣化にも大きく影響されます)ガルバリウム鋼板は、平板スレートの1/3の軽さ、瓦に対しては1/8の軽さしかないため、屋根にかかる負担も軽く、地震に強いとされています。
また屋根材が軽量だと、耐力壁が軽減できるので、設計の自由度がアップします。
③熱反射性
亜鉛鉄板と比較して太陽熱を反射しやすく、表面温度・屋根温度も高くなりにくいので断熱負荷を軽減します。
④メンテナンスフリー
非常にさびにくいため、メンテナンスフリーに近いと言われています。
たとえばトタンは、3年から5年ぐらいの周期で塗装のやり直しが必要ですが、ガルバリウム鋼板なら10年から15年に一度で済みます。