①強さ
その強さは、強度試験によって証明されています。
紀州産 杉の曲げヤング係数の分布は、全体の71.6%がE90以上
紀州産 檜の曲げヤング係数の分布は、全体の91.5%がE110以上。
(通常の国産材は杉E80,檜E90程度)
さらに、ヤング係数に対する圧縮、引っ張り、曲げ、せん断といった強度値をみても、全国の基準値を上回っています
※ヤング係数とは : ヤング係数とは、木材のたわみ易さを表す係数である。
数値が高いほど強度があり、たわみにくく、構造材に適している
②年輪が詰まった目込みの良さ、木肌の美しさ
50年以上かけて育まれる紀州材は、台風の通り道として知られる紀伊半島(和歌山県)の温暖多雨な気候と、山職人による細やかな手入れの賜物です。
1ヘクタールに5,000~6,000本の杉や檜を、1.2m~1.5mの間隔で植え、1年間で約3㎜程度しか育たないように手入れをしているからこそ、年輪が詰まった美しさが生まれます。
さらに、霧が深く雨の多いという環境より非常に美しい木肌になるのです。