ｽﾉｺと吹抜けと風の通り

こんにちは。
暑い熱い日中をクーラーなしでPCに向かっていると、ランニンング・ハイならぬドラフティング・ハイに陥り、描いている図面とは別の物件の事を考えてしまい、
図面が大変なことになってしまったユアンジルベルトです。
社長！蒸暑地域では、エアコンは必須です。
冬を考えれば断熱材を頑張って入れればなんとかなりますが、
夏はそう単純ではありません。
新事務所に望むことは、エアコンと冷蔵庫があること！です…
さてさて、大工が素敵なスノコを造ってくれた話の流れにのって。
私も現場を見てきましたが、ちょっと違う見方をします。

1階のリビングから吹抜けを見上げてます。
今日のちょうどお昼頃ですが、太陽の直射日光は室内へは入っていません。
南側の大きくはね出した軒先が、ちょうどいい具合に光を遮っています。
午前中はほぼ閉め切っていた室内は、暑くはありませんでした。
スノコの真下にある1階の掃き出しサッシからは、少しだけ日射侵入がありましたが、
これはウッドバルコニーが出来れば解消します！
ロフトに上がってみると、やはり暑いです。
しかし、屋根断熱の断熱材表面を触ってみると、熱は感じません。
午前中の太陽高度が低かった時の各窓からの日射熱が、ロフトに溜まったようです。

しかし、ロフトにある小窓を開け放つと、空気が流れ、涼しく感じました。
1階の窓を少し開ければさらに心地よい対流が生れるでしょう。
開口部の日射遮蔽の工夫と住む方のちょっとした手間で、夏でも快適に過ごせます。
完成が楽しみですね～