モンペリエ建築フェス etc…
こんにちは。ユアン・ジルベルトです。
久しぶりのブログです。
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先日、横浜某所で、横浜の建築デザイナーの方が参加した、フランスのモンペリエという町で行われたデザインイベントの報告会に行って来ました。
内容はよく分からないまま、歴史的な建物でのイベントだったので参加しました。
内容は、フランスの古都市で、古い建築物の中に現代的展示をする、というお祭りに参加された(コンペで入賞!アジア初!)方の、四方山話です。
内容のほうは、長くなるので、またの機会にしますが、
フランス人は、歴史・文化を本当に大切にしているなあ~と実感しました。
写真の建物は、旧市街にある古いアパルトマンなのですが、
この美術館のような歴史的建造物(年代は忘れました)は、今も住居として使われています。
そこに住む方は、「バリアフリーではないし、設備を新しくするのも大変だし、不便はあるけど、このすばらしい建物に住めることの方が、幸せだ」と仰っていたそうです。実際に、空きが出てもすぐに埋まってしまうとか。
わたしは、これを聞いて、同潤会アパートを思い出しました。
なぜ、残せなかったのかと。
表参道にあったものこそ、残すべきではなかったのかと。
あの新しい「ヒルズ」に足を踏み入れても、複雑な気分でしかありませんでした。
わたしは、古いものこそ「使いながら」共存して行くべきだと思います。
建物も車も、使われてこそ、意味があり価値が出てくるのではないでしょうか?
ガラスの箱に仕舞っておいたのでは、もったいないですよ!
このモンペリエという町、フランスでも住みたい町ランキングの常に上位に入る人気のある場所だそうですが、
素敵な町には、路地があるんですよね。
こんなのがあったら、どんどん入ってしまうと思いますが、恐らく確実に“迷子”になるでしょう