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神奈川県の里山で・・・板倉づくりの家での暮らし

板倉づくり神奈川県

 

 

こんにちは

 

最近メディア等でも板倉づくりが取り上げられることもあり、

日本古来の伝統工法板倉づくりについて

ご興味を持たれる方が増えてきたように感じます

 

トレカーサは神奈川県で20年近く

板倉づくりの家を設計施工している工務店の一つです。

 

さて、そんな板倉づくりの家を建てられた方の

お引き渡し後の「暮らし」をご紹介します

 

 

神奈川板倉づくり8

 

神奈川県の清川村の板倉づくりの家にお住まいのS様ご家族。

ご夫婦がこだわったのは、建物の芯となる「構造」でした。

 

いわゆる「装備」部分はいつでも変えられるという奥様の言葉のとおり、

薪ストーブの他には至ってシンプルな必要最低限の設備のみ。

 

 

 

神奈川板倉づくり8

 

二階はワンフロアをまるごと使った

リビングダイニングとキッチンスペース。

そして、遊び場とロフトスペースがあります。

 

二階リビングは自然光が降り注ぎ、

明るい空間となっています。

 

 

 

 

 

特徴的なのは水回りが集まった洗面所です。

 

4.5畳ほどの広いスペースをとり、

壁一面に作り付けの収納を用意しました。

 

 

ここには、衣類や日用品がすべて納められています。

 

子どもが自分で洋服を手に取れるように、

手前の棚を低く設置しているのがポイントです。

 

『子どもができるだけひとりでできる家』

というコンセプトのとおり

 

だれでもわかりやすい、

ゆとりある効率的な収納となっています。

 

神奈川板倉づくり7

 

 

雑木林の中に佇むS様の板倉づくりのお宅。

昔ながらの真壁の外観には、

年月を経ても色あせない機能美があります。

 

そして、やはり気になるのは性能。

 

実際に2008年の冬に、家の中の温度を記録させてもらいました。

 

 

 

神奈川板倉づくり7

 

 

換気設備(24h換気:第三種)のみ24時間稼働。

木造2階建て:板倉づくり

断熱材はセルローズ吹き込み

(トレカーサの板倉づくりは、床壁天井すべてに断熱材を充填しています)

仕上げ:杉無垢板30mm

 

という仕様になっています。

 

右端でみると一番上にくる

グラフのオレンジが外気湿度、一番下の水色が外気温度です。

 

特に早朝は外気温度はー5.6度ですが、

一日中室温はほぼ一定を保っているのがわかります。

(暖房設備は薪ストーブですが、室温変化からもわかるようにこの日の使用はありません)

 

 

 

神奈川板倉づくり7

 

 

風通しが良く、湿気を無垢の木が吸ってくれるため、

室内の湿度も外の湿度に左右されることなく一定に保たれ、

じめじめした感じはないそうです。

 

 

また、自然の空調と薪ストーブのおかげで、

ガスの使用はなく、オール電化の電気代も

月7000円~10000円前後で済んでいるとのこと。

 

 

 

神奈川板倉づくり

 

 

実際に板倉づくりの家にお住まいになられて、S様はこうおっしゃいます。

「夏は木陰を作ってくれて、冬は陽が差し込む。

木を間引けば獣よけになって、風の通りもコントロールできる。

切った木は薪になるし、落ち葉は堆肥になって

家庭菜園でおいしい野菜を作ってくれます。

 

 

こういうことは住まないとわからないですね。

実際に住むと、なぜ昔の人が里山を大事にして、

まめに整備していたのかがわかります」

 

 

 

神奈川板倉づくり9

 

 

神奈川県清川村で里山暮らしを楽しまれているS様の暮らし、

いかがでしたでしょうか?

 

またトレカーサの家にお住まいのお施主様のお声を

定期的にご紹介させていただきます

 

 

少しでも「自然と共に暮らす家づくり」での暮らしが

イメージして頂けましたら幸いです

 

 

 

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「トレカーサ工事のSDGs」

12.つくる責任 つかう責任

14.海の豊かさを守ろう

15.森の豊かさも守ろう

 

のゴールを掲げ、ただ家を作るだけでなく「家づくりを通して循環型社会に貢献する」ことをテーマとし、土に還る素材又はリサイクルできる素材で家づくりをしています。

 

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