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頭の良くなる建築があるって本当?

スペイン風白亜の洋館3

こんにちは

大学入試がそろそろ終わり、春の訪れを感じる季節ですね。

いよいよ新生活。

早く社会情勢が平常に戻りますように・・・

 

 

さて、そんな季節に一歩遅いのですが(笑)、頭の良くなる建築があるって本当でしょうか?

以前の市民フォーラムでお話くださった香りの図書館館長で東京大学名誉教授の谷田貝光克先生によると、
木造建築や木の香りには多くのメリットが化学的にも実証されているそうです。


人は、炭酸ガス濃度が1500PPM以上になると眠気やダルさが出て集中出来なくなる
一方、木を内装壁に使うとCO2を吸収して減らしてくれるという実験結果が得られた。
この関係を証明するかのように実際に、学力が全国トップレベルの秋田県では木造校舎を多用しているそう

では、木がなぜCO2を吸収するのか?

 

木の校舎は、換気によって二酸化炭素を外部に排出しやすいということだけでなく、
木の構造が多孔質、すなわち穴がたくさんあいていて表面積がきわめて大きいので、
そこに二酸化炭素をたくさん吸着するというメカニズムになっています
たとえば、木材を床材として使うと

二酸化炭素の減った部屋になるということが実験で証明されているそうです。

 


このように木が二酸化炭素を吸着するため、コンクリートの校舎よりも木の校舎のほうが
授業中の眠気とだるさを訴えることが少なく、集中力や注意力が増して、学習効果があがる。
実際、木材を多く使った部屋で一桁足し算をすると回答がよりたくさん出るという調査結果も出ているそうです。


頭や健康にいいなら国産材で本物の木を家に取り入れたいですね

 

 

 

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