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【建築】夏の暑さ対策②心地よい温度の秘密(体感温度=作用温度とは?)

土間

 

 

こんにちは

 

(写真は土間です。)

 

 

さて、今日は体感温度のお話です。

 

体感温度とはいわゆる、脳が感じる温度」。

 

 

 

どういった要素が影響を与えるのかというと、

「周壁の表面温度」です。

※周壁とは、壁や天井、床などのこと

 

 

計算式はシンプルで、

 

  体感温度=(室温+周壁の表面温度)÷2  

 

となります。

(室温と壁や床の表面温度の平均ですね。室温と同じくらい、壁や床の放射温度が影響を与えていることがわかります。このような体感温度を、作用温度と言ったりもします。)

 

 

でもこれ、振り返ってみると夏や冬にはよく体感されていますよね。

 

たとえば同じ気温35度の日陰でも、アスファルトの照り返しが強い道路脇の家の軒下と、公園の芝生に囲まれた木陰では、まるで不快感が違います。

 

 

一方冬の室内。

 

同じ20度設定で暖房していても、コンクリートの壁のそばは冷えるし、木の壁のそばは空気が柔らかく感じます。

 

つまり、同じ気温でも、周壁の表面温度が高ければ暑く、低ければ寒く感じるのです。

 

 

そんな体感温度(=作用温度)。

 

体感温度を下げ、夏快適に過ごすために大切なのが

・適切な室温を保つこと。

・壁や天井など周壁の温度を上げないこと。

 

つまり、

断熱日射熱の遮断

 

がポイントになってきます。

 

 

次回は、そんな断熱について描きます!

 

 

 

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