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リフォームも色々やってます!

GrassWool

こんにちは。

 

12月も半ばを過ぎましたが、ずいぶんと温かく過ごしやすい日が続いていますね

各地の紅葉も例年より遅くなっているようです

 

さて、弊社「自然素材工房」では木造住宅の新築工事で国産材・無垢材・非合板・非集成材等、拘った素材を使用しておりますが、

リフォーム工事でもお客さまのご要望を踏まえ、出来る限り新築と同じようなご提案を心掛けております。

 

先日工事をさせて頂きましたお宅は、築30年以上のツーバイフォー住宅。

お子様がアレルギー気味で、

「室内の結露やハウスダストが気になる」

「2階の個室(寝室)が寒いし、結露がひどい」とのご相談がありました。

そこで、外壁面と天井面の断熱材を入れ替える工事をしました。

 

まず室内側から壁を剥がして、
既存のグラスウール断熱材を撤去します。
外側も室内側もベニヤ張りなので、内部結露を危惧していましたが、意外にきれいでした。

このお宅は、某ハウスメーカーの工場生産パネル工法だから「気密」は良かったのかもしれませんね。

天井裏への点検口が無かったので、新たに開口部を設けて覗いてみたら・・・

なんと天井は無断熱でした

これでは、冬寒くて、夏暑いの当たり前ですね~

serurozufaibaa

断熱材はセルローズファイバー吹込み
外壁側がベニヤの為、内部結露(壁内に湿気が入り、外の冷気で冷えて結露する)対策で、室内側に特殊な防湿シート(サバーンBF)を張ります。

天井裏にもセルローズファイバー。
こちらは天井はそのままで上から吹き積もらせる工法です。
指示では厚さ180mmとしましたが、平均250mm位吹いてくれました!(マツナガさんありがとう)
※吹き積もらせの場合、経年で多少沈下するのでそれを見込んでいます

moiss

室内壁下地には「モイス」を使いました。

モイスとは・・・ 『珪酸カルシウム水和物(トバモライト結晶)の構造に、粘土鉱物・バーミキュライト(尾鉱)を均一かつ同一方向に分散形成し』たパネルで、

○調湿性

○有害物質の吸着・分解性

○リサイクル性・低環境負荷性

○合板と同じような耐力壁強さ

等に優れた素材です

washi

そして仕上げは、土佐和紙です。

セルローズファイバー断熱材の調湿性能を活かす様、モイス・土佐和紙を使用しました。

とてもやわらかい印象のお部屋になりました。
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あとは、『窓』の断熱補強をすればベターですが、
ご提案だけさせて頂いて、しばらく様子見です。

○ガラスだけの交換(既存アルミサッシのまま)
○断熱ブラインドの取付
○室内側に窓追加(二重サッシにする)
など方法はいろいろ。
金額も性能もいろいろ。

お気軽にご相談くださいませ
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