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清川村：土間のある暮らし |
神奈川県唯一の村、水と緑が豊かな清川村で
石窯で一つ一つ焼く天然酵母の
パン屋を営まれるお施主様ご家族。
毎朝暗いうちに仕込みは始まり、
明るくなる頃には石窯の煙突から
香ばしいパンの香りが漂います。
清川村の人々に愛される手作りパン屋さん「HEAVEN」。
ここは、是非「みんなの家」になって欲しい。
そうおっしゃっていたお施主様。
南側には住宅の玄関と別に
土間スペースに入る入口もあります。
真砂土をたたきで仕上げた昔ながらの土間は、
ここを訪れた人が踏んだ数だけ
つるつるに仕上がってゆきます。
HEAVEN営業中はイートインスペースとして。
時にはギャラリーとして。
夜はリビングの一部として。
人の集まる土間スペースを中心にした、
漆喰と和紙の樹の家です。
南向きの明るい対面キッチン。
お庭の様子と土間スペースの
気配を感じられます。
リビングとつながる土間スペース。
腰壁に漆喰塗りの仕上げです。
土佐和紙貼りの勾配天井。
丸太の太鼓梁を表しにしています。
仕上げはうづくりです。
時を経るごとに木目が
はっきりと浮き出してきます。
壁は漆喰。
腰壁など仕上げ材は
紀州の樹齢60年の杉板です。
薪ストーブを将来的に設置予定の土間。
上昇した暖かい空気が
二階の子供部屋に届くように
また、夏も空気の流れを作る為
小さな回転窓が設置されています。
リビングから見た土間スぺース。
土間から見たリビング。
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お母様のお部屋では、
昔床の間で使われていた床柱を床の間に再利用。
昔の母屋とあまり変わらない配置にしました。
もし足腰が弱くなってしまっても暮らしやすいように、
洋室でありながら和室の雰囲気を出すため
天井は格子状にしています。
刻みのあった床柱ですので
床柱にそのまま利用するのではなく、
綺麗な面を残し、床の間として再利用しました。
仏間の扉も以前のものを大切に使っています。
外壁は火山灰からできた塗り壁そとん壁。
蓄熱しにくく輻射熱を和らげるため、ヒートアイランドの防止にも寄与します。
屋根はガルバリウム鋼板。
鋼板（鉄の板、厚さ0.3mm）に
アルミ５５％＋亜鉛４３．４％＋シリコン１．６％
の合金でメッキした耐久性抜群の鋼鈑です。
お施主様の営まれる石窯で焼く天然酵母のパン「HEVEN」に
お越しの際にも是非土間スーペースをご体感ください
⇒現場実況中継はコチラ
★昔懐かしい餅投げの様子もご覧いただけます♪
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→参考 樹の家
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