先日の茜染めワークショップに続き、
連休中のトレカフェでは玉ねぎや琵琶の葉を使った
草木染めが行われました。
今では家庭で染物をする機会は
ほとんど無いように感じますが、
(私も幼稚園のひよこ役でタイツを黄色く染めたのが最後)
昔は「服薬」というように、
薬を身に着けたり衣類に縫い込んだりすることで
薬効と結びつける、実用性のあるものだったそうです。
例えば男の子の産着に愛用されたウコンは胃腸を丈夫にし
肝臓の働きを助ける作用
女の子の産着の染料「紅花」は女性ホルモンのバランスを整え
冷え性や血色不良などを改善する働き
こうして、赤ちゃんが産着の袖口をなめている間に
それらの成分を少しずつ吸収して
丈夫になる効果を狙っていたのだそうです。